Bob(ボブ)のブログ

私立教員 英語で体育を教えてます! 野球の監督します

プレルボールの指導体験記

今日は4年生にプレルボールを指導した!

テーマは相手のことを考えて、

パスできること!であった

 

うちの子たちは、パスをしようとすると、

100%で投げる。

相手のことを考えて、と抽象的な言葉を使っても、

思いっきり投げる。100か0かしか無い子たちなので、

今日は新たな指示を与えた。

 

『頭を越えるくらいの

ワンバウンドでパスしよう』

 

『身長と同じくらいに

ワンバウンドさせてパスをしよう』

 

『胸のマークあたりまで

バウンドさせてパスをしよう』

 

『ヘソの高さまで

バウンドさせてパスをしよう』

 

『膝の高さで

バウンドさせてパスをしよう』

 

子供にとってわかりやすく、

目に見える形で技能の指示を与えた。

視覚的な情報を持った指示だ。

 

すると子供たちも、その指示に沿って、

ボールをパスし始めた。

100%でしかパスできなかったボールが、

70%.50%.30%とどんどんパワーを

減らしながらパスできていった。

 

こうなってくると、

自然と相手のことを考えて

パスできるようになってくる。

 

今回の授業で教師として学んだのは、

引き出しを多くしてやることだ。

 

小学校4年生にとっては、

 

『ゆっくりボールを投げる』

という概念が、まだまだ足りない。

ボールを持てば全てがドッチボールのようだ。でもボール運動で、そうはいかない。

 

ゲームを楽しくしたいなら、時には相手に捕りやすいボールを投げないといけない!

 

その時に、

どれだけ引き出しを

作ってやれるか

が教師のやるべきことなんだと思った。

 

今日感じたことは、プレルボールだけでなく、

ソフトボールやサッカーにも使える。

みなさんもよかったらやってみてくださいね〜

 

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