Bob(ボブ)のブログ

私立教員 英語で体育を教えてます! 野球の監督します

「やさしい教育心理学」教育ブック 教師には是非とも読んでほしい1冊

本日の1冊

 

「やさしい教育心理学鎌原 雅彦 (著), 竹綱 誠一郎 (著) 有斐閣アルマ

<アマゾンで購入>

 

やさしい教育心理学 第4版 (有斐閣アルマ)

やさしい教育心理学 第4版 (有斐閣アルマ)

 

 

楽天で購入>

 

ボブです。教師や指導者をしているとどうしても技術論だけでは、

指導しきれないことってありますよね。

 

そんなときには心理学から攻めていきましょう。

 

ポイントは以下です。----------

 

専制的指導

1.方針は指導者が決定した

2.作業の手順をその都度権威的に命令する。作業の見通しはいつも不明瞭だった。

3.個々の作業課題を指令し、各成員の作業の相手方も指導者が決めた

 

民主的指導

1.あらゆる方策は集団によって討議された。指導者はこれに激励と援助を与えた

2.作業の見通しは討議の間に得られた

3.成員を仕事の相手として誰を選んでも自由であり、仕事の分担は集団に任された。

 

放任的指導

1.集団としての決定も個人的決定も全て放任され、成員任せであった。指導員は最小限しか参加しなかった。

2.色々な材料は指導者が提供した。また、求められれば情報を与えた。

3.作業には指導者は全く参加しなかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

一番結果を出せるのは、2番目の民主的指導でした。

専制的な指導も見た目は良いのですが、指導される側は窮屈なんでしょうね。

結果が出にくいみたいですね。最悪なのは放任型だそうです。

 

私自身も野球で監督やコーチの経験もあります。

教員としては、小中高、全ての校種で指導経験があります。常に言えるのは組織を

上手にまとめられる人ってすごいなということです。

 

 

はじめて監督をしたとき、専制的な指導をしました。だってかっこいいですよね。

みんな真剣な表情で私の話を聞くんですから。でも試合結果にはモロに反映されました。

大事なところでミスをする。これが専制的な指導の欠点でしたね。

 

その後、民主的な指導に変えてみると選手たちが自分で考えるようになりましたね。

 

いったん指導現場を離れてからは自由にさせることが大切だよねという時期もありましたが、その時は放任型指導をしました。しかし、自由なあまり、全く結果も出ずに、

指導者と成員という良き間柄もなくなった気がしますね。

 

親しき仲にも礼儀ありという言葉を痛感した気がします。

 

教師には是非とも読んでほしい1冊ですね。

 

静かに生徒が聞いている、客観的に見ると、教師の統率が取れているように見えていますが、生徒の頭が思考していなかったら、全く意味ないですからね。

 

<アマゾンで購入>

 

やさしい教育心理学 第4版 (有斐閣アルマ)

やさしい教育心理学 第4版 (有斐閣アルマ)

 

 <楽天で購入>