置きティーはどこに置けばいいの!?という疑問
前回は置きティーのメリット・デメリットについて書きました。
今日は「どこに置きティーを置けばいいのか」ということを解決します。
よく肘が伸びたところでインパクトしなさい!って聞きませんか?あるいは昔コーチからそんなこと言われたなってありませんか?
それは間違いです。なぜ肘が伸びるところで打ってはいけないのでしょうか。
肘が伸びきったところがポイントにしてはいけない理由
・変化球に対応できないこと
肘が伸びるところで打っている人、それ以上ボールが遅かったら対応できませんよね。肘はすでに伸びきっているので、もうこの時点でピッチャーとの勝負は負けています。
・押し込みができないこと
肘が伸びきったところで打つと、ボールの押し込みはできません。バットのスピードに任せるしかないですよね。肘が曲がっていれば、身体の作用でボールを押し込むことができます。
じゃボールはどこに置けばいいのか
・前の股関節の前
右バッターなら左股関節前あたりですね。ここを基準にして置きティーをおけば、肘が曲がったポイントで打てます。
その結果として...
・押し込みが強くなる
肘が曲がっている分、ボールを押し込むことができます。速い球で責められても、バットのスピードと身体の回転でボールを打ち返すことができます。
・身体の軸で回れる
肘が伸びれば伸びるほど、回転軸にブレが出ますよね。ブレが出るということはスイングスピードが遅くなります。逆に身体の軸に近いところで回転すれば、軸を保った状態で身体が回転してくれます。
置きティーはなるべく身体の近くに置くようにしましょう!
大谷選手の置きティーの様子
かなりポイントを前にして打っているように見えますが、斜め後ろからのカメラアングルです。実際は股関節の前で打っているでしょう!
耐久年数25年、持ち運びも、上下にも簡単に動かせるタナーティーをぜひともチェックしてください