Bob(ボブ)のブログ

私立教員 英語で体育を教えてます! 野球の監督します

置きティーはどこに置けばいいの!?という疑問

前回は置きティーのメリット・デメリットについて書きました。

 

nozasho1215.hatenablog.jp

 

今日は「どこに置きティーを置けばいいのか」ということを解決します。

 

よく肘が伸びたところでインパクトしなさい!って聞きませんか?あるいは昔コーチからそんなこと言われたなってありませんか?

 

それは間違いです。なぜ肘が伸びるところで打ってはいけないのでしょうか。

 

肘が伸びきったところがポイントにしてはいけない理由

・変化球に対応できないこと

肘が伸びるところで打っている人、それ以上ボールが遅かったら対応できませんよね。肘はすでに伸びきっているので、もうこの時点でピッチャーとの勝負は負けています。

 

・押し込みができないこと

肘が伸びきったところで打つと、ボールの押し込みはできません。バットのスピードに任せるしかないですよね。肘が曲がっていれば、身体の作用でボールを押し込むことができます。

 

じゃボールはどこに置けばいいのか

・前の股関節の前

右バッターなら左股関節前あたりですね。ここを基準にして置きティーをおけば、肘が曲がったポイントで打てます。

 

その結果として...

・押し込みが強くなる

肘が曲がっている分、ボールを押し込むことができます。速い球で責められても、バットのスピードと身体の回転でボールを打ち返すことができます。

 

・身体の軸で回れる

肘が伸びれば伸びるほど、回転軸にブレが出ますよね。ブレが出るということはスイングスピードが遅くなります。逆に身体の軸に近いところで回転すれば、軸を保った状態で身体が回転してくれます。

 

置きティーはなるべく身体の近くに置くようにしましょう!

 

大谷選手の置きティーの様子

かなりポイントを前にして打っているように見えますが、斜め後ろからのカメラアングルです。実際は股関節の前で打っているでしょう!

 


2015.8.13 大谷ティーバッティング

 

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