置きティーのメリット・デメリット
前回、この冬は置きティーで打撃力アップだということを書きました!
みなさん、置きティーで練習してますか?まだまだ夏まで間に合いますよ
さて、今回はバッティングが良くなる置きティーの存在について、書きます。
僕は地方の公立高校出身でしたが、もっとレベルの高い野球チームでやりたいと
東京のとある大学で野球を続けました。
そこで感じたのが、木製バットと金属バットの違い
金属バットではホームランになってたのに、木製バットでは外野の定位置までで
精一杯でした。体の中でボールを捌くということができてなかったからです。
また大学を卒業してから、1ヶ月アメリカで野球しました。
アメリカでは99%の確率で、横から投げるテーバッティングをしません。
みんな置きティーをします。自分専用の置きティーを持っていて、どこにでも
それを持って練習場所にいきます。
では置きティーのメリットを書きます。
1.常に同じポイントで打てること
置きティーは同じポイントで打つことが可能です。したがって、良い打球と
悪い打球の判断がしやすくなります。
バットのスイング軌道が少しでも変わると打球の質が変わることに気づくでしょう。
バッティングで大切なのはバットの軌道であり、インパクト後の打球の軌道、
質です。置きティーは打つポイントが変わらないので、打球の行方が変わる=スイング軌道が変わったということになります。
2.打ちたいポイントを正確に把握できること
インコースならココ!アウトコースならココ!というポイントも把握できます。
インコースは体の若干前で捌きます。アウトコースは少し後ろ目です。
特にアウトサイドを強く打てるかどうかが、高校野球レベルで好打者になれるかどうかに関わってきます。
正直言えば、金属なぞ、インコースは誰でも打てるのです(木製は別ですが。笑)
コースによって打つポイントを変えながら、打球の強さを求める練習ができます。
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3.自然にインサイドアウトのスイングが身につくこと
インサイドアウトは、バッティングに必要不可欠ですよね。
置きティーでは、インサイドアウトのスイングが自然と身につくようになります。
逆に言えば、横ティーではアウトサイドインの練習になるんですよね。これがまた不思議なんですが、本当なんです。
横ティーで顔や頭にボールが当たるって聞かないですか!?
そう、投げる人を怪我させないように、バッターって無意識に引っ張るんですよね。
しかも絶対に当てたくないので、ドアスイングで引っ張るのです。
下手になるために練習してるようなもんんです。
では、デメリットはなにかと言いますと
1.静止したボールなので、実戦では有り得ないこと
これは横ティーでも同じですね。動く球を打つのが野球ですから、実戦とはかけ離れた練習ですね。
2.テイクバックをゆっくり取っても打てる
投げられた球を打つのは、自分のタイミングでテイクバックを取れないですが、置きティーであれば、どれだけゆっくりテイクバックしても自分のタイミングで打てます。振り遅れるなんてことはありません。
3.潰れる
置きティーってゴムのとこを打ったりします。そのため、劣化が早いです。
しかしこのタナーティーは違いました。耐久年数25年ということもあり丈夫なのです。メジャー30球団も採用しているので、信頼性もあります。
値段はそこそこするのですが、25年持つことを考えると安い買い物じゃないですか!?
以上、置きティーのメリット・デメリットについて書いてみました。